研究課題
若手研究(B)
スンナ派の神学内に存在する、アシュアリー神学派とマートゥリーディー神学派に代表される思弁神学の潮流と、ハンバリー学派に代表される反思弁神学の対立構造と相互認識を考察し、その古典的な形成と、現代の思想状況に対する影響を明らかにした。研究成果は、学会発表や講演のほか、2冊の単著『イスラーム神学』(作品社)、『イスラーム思想を読みとく』(筑摩書房)を執筆、出版することによって広く公表した。
イスラーム思想史