研究課題
若手研究(B)
この研究費によって、博士論文において着手していたアルフレッド・スティーグリッツと彼の芸術家サークルについての研究を深めることができた。スティーグリッツ・サークルの芸術家たちは新しい国にふさわしい芸術の新しい形式を生み出そうと努力するなかで、しばしば触覚的な身体性を強調し、それを「美的な距離」と呼ばれるような伝統的な基準への反論としたのであった。この研究の成果の一部は2017年に『触れることのモダニティ』という著作の形で公表することができた。
比較文学