研究課題
若手研究(B)
中・近世日本語を対象として、[擬態語+と]型の連用修飾表現に由来する<ちょっと類>程度副詞に関連する諸問題を考察した。本研究の核となったのは[擬態語+と]型が程度副詞化するメカニズムについてであり、さらにその線上で近世に「ちょっと」が感動詞化するプロセスを明らかにした。また、<ちょっと類>を構成要素とする〈ちょっとした型〉と〈ちょっとの型〉という二つの連体表現形式の歴史を解明した。
日本語学