研究実績の概要 |
シャドーイングを、高大接続アウトプット型指導法として開発するために、初年度の計画はシャドーイングと理論的適合性のある各タスクの融合による相乗効果を測定し、方法開発をすることであった。実際に、実験として、シャドーイングと4つのタスク(Dictogloss, Mirroring, 4/3/2 technique, Conversational shadowing)との融合による相乗効果の検証をした。シャドーイングといずれのタスクの組み合わせでも、明確に際立った効果は見られないことが分かった。仮説では、明確な効果が確認されるはずだったが、実際は確認されなかったため、次年度の前半に新たな手法を開発する必要性が生じた。
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