• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

戦後初期の在米広島県人による広島救援活動――「平和」イメージへの影響をめぐって

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K16814
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 史学一般
研究機関法政大学

研究代表者

川口 悠子  法政大学, 理工学部, 講師 (60612116)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード原爆 / 広島 / 平和都市 / 復興 / 日系人 / 救援
研究成果の概要

本研究の目的は、1950年代半ばまでの時期に、米国の市民・組織から広島に寄せられた救援物資や復興援助が、広島の復興理念に与えた影響を明らかにすることである。1940年代後半、広島県出身者を中心とする在米日本人から広島市・県に対して救援物資が寄せられた。広島市・県当局はこれをきっかけに、在米日本人のみならず米国社会一般にも援助を求めて積極的に働きかけ、その際に「平和都市」としての復興をめざしていることを強調していた。このような援助の呼びかけは、貿易振興や観光客誘致に代表される経済復興の試みと一体となっており、「平和都市ヒロシマ」という語りはその中で活用され、強化されていったことが明らかになった。

自由記述の分野

歴史学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi