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2015 年度 実施状況報告書

集落分析からみた朝鮮半島南部無文土器社会の環境適応過程の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K16871
研究機関徳島大学

研究代表者

端野 晋平  徳島大学, 埋蔵文化財調査室, 准教授 (40525458)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード朝鮮半島 / 無文土器時代 / 集落 / 遺跡 / データベース
研究実績の概要

本年度は次年度以降の分析の基礎を形成することを目的とし、朝鮮半島無文土器時代集落遺跡の基礎データベースの構築を行った。具体的には、申請者がこれまで収集した報告書や、所属機関である徳島大学埋蔵文化財調査室が契約を結んでいるデジタルアーカイブ『韓国歴史文化調査資料データベース』(ZININZIN社)から情報の収集を行い、遺跡に関する情報の整理を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

データベースの構築は、当初の予想以上にデータ量が多く、処理に膨大な時間を要したため、作業を完了させることはできなかった。

今後の研究の推進方策

データベースの構築が完了していないので、同作業を継続する。それに際して、研究補助員として学生・院生を雇用することによって、作業の迅速化に努める。

次年度使用額が生じた理由

予定より作業が進行しなかったため、結果として次年度使用額が生じた。

次年度使用額の使用計画

本年度に実施できなかった作業に係る経費として使用する。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 考古学における気候変動論の検討-日本列島・朝鮮半島の水稲農耕開始前後を対象として-2016

    • 著者名/発表者名
      端野晋平
    • 雑誌名

      国立大学法人徳島大学埋蔵文化財調査室紀要

      巻: 2 ページ: 25-36

  • [雑誌論文] 常三島遺跡の近世火葬2016

    • 著者名/発表者名
      端野晋平
    • 雑誌名

      国立大学法人徳島大学埋蔵文化財調査室紀要

      巻: 2 ページ: 37-51

  • [雑誌論文] 近年の弥生時代開始期墓制論の検討2015

    • 著者名/発表者名
      端野晋平
    • 雑誌名

      古文化談叢

      巻: 74 ページ: 95-129

    • 査読あり
  • [学会発表] 常三島遺跡第3・5次調査の近世火葬墓2016

    • 著者名/発表者名
      端野晋平
    • 学会等名
      考古フォーラム蔵本2月例会
    • 発表場所
      徳島大学埋蔵文化財調査室(徳島県・徳島市)
    • 年月日
      2016-02-26
  • [学会発表] 庄・蔵本遺跡における弥生時代前期水田の調査成果2016

    • 著者名/発表者名
      三阪一徳・脇山佳奈・端野晋平
    • 学会等名
      考古フォーラム蔵本2月例会
    • 発表場所
      徳島大学埋蔵文化財調査室(徳島県・徳島市)
    • 年月日
      2016-02-26
  • [学会発表] 水稲農耕開始前後の日本列島・韓半島間交流2015

    • 著者名/発表者名
      端野晋平
    • 学会等名
      石堂学術院第10回国際学術大会「東アジア地域社会の知識情報交流と流通」
    • 発表場所
      東亜大学校富民キャンパス総合講義棟BC-0115(韓国・釜山市)
    • 年月日
      2015-11-27
    • 国際学会 / 招待講演
  • [学会発表] 弥生時代開始期墓制論の諸問題2015

    • 著者名/発表者名
      端野晋平
    • 学会等名
      考古フォーラム蔵本5月例会
    • 発表場所
      徳島大学埋蔵文化財調査室(徳島県・徳島市)
    • 年月日
      2015-05-29

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公開日: 2017-01-06  

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