研究課題
若手研究(B)
本研究では、タイのミャンマー(ビルマ)難民キャンプからフィンランドとオーストラリアに再定住した難民(カレンニー難民)の定住プロセスを民族誌的に明らかにする。移住第一世代の定住状況を明らかにするため、就労状況、難民のネットワーク、自助活動、民族的アイデンティティのあり方、難民経験の活用といった点に着目した。日本とアメリカが受け入れた難民の状況とも比較し、2005年以降に世界各地に再定住していった難民の定住状況が明らかになった。
文化人類学