研究課題
若手研究(B)
本研究は、戦前外地とされた朝鮮における「近代法」の伝播過程を明らかにすることを目的とし、①朝鮮における具体的な法的紛争を通じて、法律実務家(裁判官・弁護士)が朝鮮の社会実態をどのように認識し「近代法」を適用しようとしたのか、②法律実務家は現地の朝鮮人をどのように「近代法」的な社会生活に誘引しようとしたのか、③外地における「近代法」の伝播過程で法学者はどのような役割を果たしたのか、以上の3点を明らかにするものである。
日本近代法史