研究課題
若手研究(B)
本研究は、東日本大震災における被災者のための住宅政策の制度と実態について、政策過程として実証的に明らかにすることを目的としたものである。研究の主な視点は次の2点である。(1)中央地方関係、(2)戦後日本の住宅システム。この研究によって観察された政策過程は、主に次のことを示していた。(1)平時と非常時の政策の連続性。(2)住宅、生活及び地域を居住政策として捉える有効性。以上のことから、災害後の居住政策を日本の行政システムとの関連で考察する意義を確認した。
行政学