• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

サラザール体制前半期の政治史的研究-立憲的権威主義から独裁への変容

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K16986
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 政治学
研究機関関西学院大学 (2016-2017)
東海大学 (2015)

研究代表者

武藤 祥  関西学院大学, 法学部, 准教授 (40508363)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードポルトガル政治史 / サラザール体制 / 権威主義体制
研究成果の概要

本研究は、ポルトガルのサラザール体制(1932‐74年)前半期の政治的動態を、実証的政治史の手法を用いて明らかにしたものである。サラザール体制は同時代のヨーロッパの非民主主義体制と異なり、国民の直接選挙によって選出される共和国大統領(国家元首)が政治的に有意な存在であった(実質的な支配権は首相であるサラザールが有したが)。
本研究はこのようなサラザール体制を「立憲的独裁」と規定した上で、同体制の政治的動態を、大統領選挙に着目することで解明した。ポルトガル本国の一次史料を幅広く渉猟してサラザール体制前半期の政治史を扱った本研究は、日本はもとより世界的に見ても先駆的といえよう。

自由記述の分野

政治学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi