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2018 年度 実績報告書

アカウンタビリティと政府の業績に対する有権者の評価の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K16996
研究機関関西学院大学

研究代表者

大村 華子  関西学院大学, 総合政策学部, 准教授 (90612383)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード業績評価 / アカウンタビリティ / 経済評価 / 内閣支持 / 政党支持 / 時系列データ / サーベイ実験
研究実績の概要

最終年度は、当初研究成果を海外の査読誌に公表するための年度と予定していた。この間、英語で執筆していた2本の論文を海外の査読誌に投稿したが、それぞれ掲載には至rらなかった。現在投稿中のものが1本、改稿中のものが1本という状況にある。
また、既存のデータの分析とオンライン上でのサーヴェイ実験の分析をもとに、平均因果媒介効果(average causal mediation effect: ACME)を算出する方法を用いた論文を日本語で執筆し、紀要誌に査読無論文として公刊した。
加えて、研究計画当初には予定していなかったマクロ・データを用いた分析にも取り組んだ。具体的には、時事通信社による内閣支持率、政党支持率、経済評価などのデータを用いて、政策に対する期待と内閣支持率の関係を実数和分誤差修正メカニズム法(Fractional l Error Correction Mechanism)という方法を用いた分析した。分析結果を日本行動計量学会のポスターセッションに置いて報告した。また分析結果を英語論文としてまとめ、現在査読中の状態にある。
現在はこの研究を発展させ、(i)所得格差が政治の支持に与える影響のミクロ・レベル、マクロ・レベルでの分析と、(ii)内閣支持率に関する時系列データの分析手法を用いた分析、以上2種類の分析に特に力を入れて取り組んでいる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 経済投票における個人志向性バイアスと党派性バイアスの検証 ―平均因果媒介効果モデルを用いた分析2019

    • 著者名/発表者名
      大村華子
    • 雑誌名

      総合政策研究

      巻: 58 ページ: 印刷中

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] Research Notes: Government Distribution Politics and Public Opinion in Developed Countries: The Guns–Butter Ratio Matters2019

    • 著者名/発表者名
      Hanako Ohmura
    • 雑誌名

      総合政策研究

      巻: 58 ページ: 印刷中

    • オープンアクセス
  • [学会発表] 政治をめぐる世論・ムードに関する実数差分誤差修正メカニズム法(Fractional Error Correction Mechanism)を用いた分析2018

    • 著者名/発表者名
      大村華子
    • 学会等名
      日本行動計量学会

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公開日: 2019-12-27  

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