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2015 年度 実施状況報告書

制度と人間行動の相互作用に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K17044
研究機関大阪大学

研究代表者

小暮 克夫  大阪大学, 経済学研究科(研究院), 講師 (00610057)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード経済発展
研究実績の概要

本研究の目的は、社会・経済変化の過程における制度と人間行動との相互作用を研究することである。平成27年度は、本プロジェクトの初年度にあたり、主として、必要なデータ収集とデータベース化の作業を行った。一部のデータについては、入手が遅れているものの、概ね予定通り、作業を進めることができた。また、本研究プロジェクトに関連する経済学、社会学、政治学、社会心理学の既存文献を幅広く検討し、本研究プロジェクトの学術的意義・貢献を明確化する作業も行った。また、本研究プロジェクトを実施するための実証戦略についても検討した。特に、時空間データを用いた因果推論に関する関連研究を精査し、分析を進める際に注意すべき点を明らかにした。これらの成果の一部をとりまとめた内容で研究報告をそれぞれ行った。関連分野の多数の研究者との意見交換を通じて、研究に対するフィードバックを受けることができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

現地カウンターパートと緊密に連携することにより、概ね計画通り、本プロジェクトに必要なデータを収集することができた。

今後の研究の推進方策

初年度に収集・整理したデータを利用して、次年度以降、本格的にデータ分析作業に着手する。そして、適宜その成果を論文にまとめて発表する。一方、データ収集作業に遅れが生じているものについては、引き続き、現地カウンターパートと緊密に連携しながら、作業を継続する。

次年度使用額が生じた理由

平成27年度は、概ね計画通り研究費を使用したが、効率的な使用を心がけたところ未使用額が発生した。

次年度使用額の使用計画

平成27度の未使用額は、平成28年度の研究費とあわせて、主に、カンボジアへの調査研究旅費、国内・国際学会への参加旅費に使用する。また、歴史図書、専門書の購入、そして論文の校閲などにも研究費を使用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Conflict, Institutions, and Economic Behavior: Legacies of the Cambodian Genocide2015

    • 著者名/発表者名
      Kogure, Katsuo
    • 学会等名
      Logic, Game Theory, and Social Choice 8 and 8th Pan-Pacific Conference on Game Theory
    • 発表場所
      The Institute of Economics, Academia Sinica, Taipei, Taiwan
    • 年月日
      2015-05-20
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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