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2017 年度 研究成果報告書

取引費用理論による公益事業の最適組織形態と効率性の決定要因に関する実証研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K17049
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 経済政策
研究機関神戸大学

研究代表者

中村 絵理  神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (00611071)

連携研究者 水谷 文俊  神戸大学, 経営学研究科, 教授 (60263365)
正司 健一  神戸大学, 経営学研究科, 教授 (70127372)
酒井 裕規  神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (20612336)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード公益事業 / ガバナンス / 取引費用 / 組織の経済学
研究成果の概要

本研究によって、企業グループ内組織の取引費用とグループ全体のガバナンスの関係が明らかになった。取引費用とは、組織間取引にかかる様々な費用のことであり、モニタリングコストや情報探索コストなどが含まれる。鉄道グループを対象にした研究により、グループ内出向がグループ企業間の取引費用の削減に貢献していることが明らかになった。しかし、出向のこのような効果は、グループ全体の人材育成制度や組織構造など他の要因によっても代替可能である。また、情報通信業の企業グループを対象にした研究により、取引費用の測定の際に考慮すべき要因として取引に関わるグループのサイズ、取引の頻度や時間などが重要であることがわかった。

自由記述の分野

組織の経済学

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公開日: 2019-03-29  

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