本研究では、環境負荷の少ない新技術の導入促進に焦点をあて、新技術の買い替えの異時点間の代替弾力性を推定するための研究整備をすること、および、環境負荷の少ない新技術の導入促進に関する、環境政策と企業の自主的な取り組みの定量的評価を研究目的とする。主要な研究成果は、(1)日本の消費に関する異時点間代替弾力性の推定、(2)家電エコポイント事業の経済効果の評価、(3)エコカー減税政策とエコカー補助金政策の直接経済効果と間接経済効果の評価、(4)ISO14001取得要因分析とISO14001取得要因の環境への影響や企業の生産性などに与える影響についての分析、である。
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