研究課題
若手研究(B)
本研究では、繊維中小企業において、労働者が保持する技能を適切に評価しうる枠組みを検討する。1)外国人技能実習生は3年間の技能実習過程で従事する職務内容を広げている。実習過程で技能の習熟が見られるのであれば、適切な労働条件引き上げが求められる。2)労使関係を重視する繊維中小企業では、職務内容の把握を通じて、人材育成を重視する人事評価を運用している。透明性のある人事制度を構築することは、繊維中小企業における労働力確保に向けたひとつの方策である。
経営労務論