本研究では、どのような起業家教育が効果的であるかを調査した。本研究では、ノキアが従業員向けに提供したアントレプレナー教育プログラムのデータを使用した。以下の発見があった。まず、アントレプレナー教育の有効性を評価する際の認識と実践のギャップがあった。アントレプレナー教育を設計する際、認識の変化でなく、アクションを取れるようなプログラム設計が必要である。次に、コミュニケーションやHR(Human Resource)管理に関する教育が、エンジニアが起業後成長するために重要であることである。エンジニアの実効科目は、非研究開発スタッフの実効科目とは異なった。
|