研究課題
本プロジェクトでは、物流の要所である倉庫での作業を対象とし、主要な要素作業の推定手法の検討と実際の倉庫における精度評価を目的としている。本年度は、研究実施計画に基づき、推定アルゴリズムの拡張とその推定精度の評価を実施している。まず、より多くの倉庫において、より多くの作業者を対象に作業計測を行うため、昨年度に実施した企業に加え、新たに3社に実験協力の依頼を行った。交渉の結果、3社の物流関連企業において、実際の倉庫での作業計測を実施し、延べ100名程度の作業者の作業計測を行った。次に、上記データを用いて要素作業計測精度の詳細分析を行った。その結果、すべての倉庫において推定誤差はおおよそ5%以下であることを確認した。以上より、本システムの有効性を確認した。そして、実験に協力していただいた企業の現場管理者に計測結果の報告や今後の打ち合わせを複数回行った。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
日本物流学会誌
巻: 第26号 ページ: 33-40
巻: 第26号 ページ: 105-112
電子情報通信学会論文誌
巻: Vol.J101-D,No.10 ページ: 1397-1404
http://www2.kaiyodai.ac.jp/~tasou00/labPaper/index.html