まず、倉庫内作業プローブシステムのための要素作業推定手法を提案・実装した上、実験を行い、その性能を評価している。この結果、正解時間比率は80%程度、各要素作業の平均誤差時間比率は約3%であることを示している。 次に、倉庫内作業において要素作業計測が実現されることによってもたらされる効果とその実現可能性について、実際の作業データを用いて検討を行っている。その結果、商品ロケーションの知識や作業方法の違いによる、作業者ごとの差異が要素作業時間に反映されることを確認している。さらに、台車の改良やジョブローテーションによる効果も各要素作業時間や作業姿勢に反映されることを確認している。
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