研究課題
若手研究(B)
第一に、マーケティング研究における文化変容の捉え方として、コスモポリタニズムに着目し、関連する文献を幅広くレビューした。このことで、アフィニティや世界志向といった類似概念との差異を明確化し、分析視角としてのコスモポリタニズムを頑健なものとした。第二に、消費者が文化変容していく過程を質的研究法によって明らかにすると同時に、グローバルなアイデンティティに潜むローカルなアイデンティティの役割について考察した。最後に、コスモポリタン的表象について、先行研究との差異に触れつつ論じた。
商学