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2016 年度 実施状況報告書

企業結合における取得原価の配分とのれんに関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K17165
研究機関武蔵大学

研究代表者

高橋 由香里  武蔵大学, 経済学部, 准教授 (10706758)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードのれん / 企業結合会計 / M&A
研究実績の概要

本研究の目的は、企業結合により生じる正ののれんの会計上の性質を実証的に解明することにある。とりわけ、企業結合における識別可能資産および負債の時価評価の問題に着目し、多くの先行研究や会計基準で「超過収益力」と表現されてきた正ののれんの会計上の性質を実証的に解明することをねらいとする。
研究2年目である平成28年度は、前年度に引き続き先行研究の整理およびデータの収集を行った。データの収集にあたっては、財務データベースのみならず、個々の企業結合案件の情報や、有価証券報告書の注記情報および適時開示情報が必要となる。そうした情報が収録されるデータベースを購入し、複数の情報源から手作業でマッチングすることによって、実証分析のために必要なデータの蓄積を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究におけるデータ収集の多くが手作業となるが、正ののれんが生じた案件は多く存在する。平成28年度は、健康上の理由もあり、現在までに行われた企業結合について全てのデータを収集することができていないため、今後も引き続き作業を行う必要がある。

今後の研究の推進方策

実証分析のために必要なデータの収集を早急に行い、各検証課題について分析を行う。

次年度使用額が生じた理由

健康上の理由で予定していた調査出張を行うことができず、次年度使用額が生じた。また、所有していたPCを使用し、PCを購入しなかった。

次年度使用額の使用計画

28年度に延期した調査出張を行うとともに、本研究に使用する物品およびデータベースの購入に用いる。

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公開日: 2018-01-16  

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