研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、1945年以降の「グローバル化」と「国際化」をめぐるメディア、政策、法制度、産業、教育、市場、生活様式の展開が、戦後東アジア地域において文化的産物を生み出したのかを明らかにすることである。3年間の研究をつうじて、アメリカの政治的かつ経済的影響力と中核国家としての日本の役割が、東アジアの国際化とグローバル化を圧縮的に促し、東アジア諸国の文化交流と各国国内の文化的正当性の確立・変容に多大な影響をおよぼしたことを明らかにした。
社会学