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2017 年度 研究成果報告書

他者の信頼性判断における多様な情報源の統合を特徴づける認知・神経過程の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K17326
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 実験心理学
研究機関東京大学 (2017)
名古屋大学 (2015-2016)

研究代表者

鈴木 敦命  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (80547498)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード社会的認知 / 信頼性 / 顔 / 評判 / 学習・記憶 / エイジング
研究成果の概要

本研究課題は,他者の信頼性の判断に影響を与える種々の要因とその背後にあるメカニズムについて検討することを目的としていた。主に3つの興味深い知見が得られた。具体的には,(1) 高齢者の信頼性判断は顔の影響を受け続けやすいこと,(2) 信頼できない行動に関する情報は当該人物の顔の見え方を変え,そうした顔知覚の変化が信頼性の印象の更新を妨げること,(3) あらゆる特性を顔から判断できるという信念が顔からの信頼性判断を極端化すること,である。これらの成果は,信頼性判断の心理学に重要かつ新規な貢献をしたといえるだろう。

自由記述の分野

実験心理学

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公開日: 2019-03-29  

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