台湾の教員養成制度において、特に大学における教員養成と教員研修(校内研修・郊外研修)について、その制度と運用実態を、現地での参与観察やインタビューをとおして調査した。 大学での教員養成では、卒業後に実施している半年の教育実習で大学と実習校が連携した指導が行われていること、教員研修では、単位化された全国的な教員研修パスポートがシステムとして運用されており現職教員の研修に効果を上げていること、また、現職教員のための修士課程・博士課程の履修システムが制度化されており、高い学位取得率につながっていることが明らかになった。
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