2020年度は、前年度に引き継ぎこれまでに検討してきた大正期の学校園の展開に関する事例について、他の共同研究など連携しながら総括していく計画であった。 野外教育や森林教育の研究者とともに、検討会や学会報告などをおこない、現在の自然環境に関わる教育実践と大正期の学校園に期待された教育上の役割を比較することで、学校教育における自然環境の変遷を総合的に検討した。その成果を、日本野外教育学会大会の自主企画イベントにて報告した。(土方圭、張本文昭、井上真理子、田中千賀子「続・野外教育学を体系化する試みー近接する学術・実践領域からの示唆」、2020年度野外教育学会オンライン研究大会、2020年11月7日)。
|