研究課題
若手研究(B)
戦前の国語科教育において、古典教材はどのような位置付けにあったのかを教科書調査などを通じて明らかにしようとしました。研究の結果、明治30年代が古典教材の位置付けが大きく変わり、書く際の文章モデルとしての機能を失っていったことが明らかとなりました。今後は、大正や昭和という時代において、その古典教材の位置がどのように変化していったのかを明らかにすることが必要となります。
国語科教育学