研究実績の概要 |
本研究課題における「挑戦的な模擬授業」として本年度については,「1.苦手な単元に挑戦する模擬授業,2.初年次の模擬授業,3.養護教諭志望者との協同で実践する保健の模擬授業」と計画していたすべての実践を試みた.「挑戦的な模擬授業」について,いずれ,模擬授業の実施時期,設定,教師の指導支援等により,その成果が異なることが伺えた.同時に,「1.模擬授業の実践における『リフレクション』の方法の工夫,2.単元の選定を含む模擬授業の設定,3.授業担当者(大学教員)の関わりと複数担当者がいる場合はその連携」等の課題が明らかになり,今後,本件についての検討を行い,最終年度における実践に取り組む予定である.
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今後の研究の推進方策 |
これまで2か年の実践をふまえて,最終年度の実践にむけて研究協力者岩田氏(広島大学)の具体的な助言を受けながら,計画をすすめ,「挑戦的な模擬授業」を実践および成果を報告する予定である. また,各養成校における模擬授業の動向を整理し,現状と課題を本実践を踏まえて,整理する予定である. 上記をふまえ,学会,論文等で成果の報告を行う予定である.
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