自主防災会が高齢者を対象として製作してきた自然災害遭遇時の避難具を、危機時にパニックを生じる可能性のある児童・生徒にも使用できる避難器具としても使用できるよう改良を行った。避難器具を有効に活用してもらうために、防災行動に関する調査を行ったところ、災害に対する適度な不安を持ちつつも、対処方法を身につけておくことの必要性が明らかとなった。またその対処行動を問題なくとるために、外部からの支援をスムーズに受け取る必要がある。この受援準備として、支援機関と受援機関との調整をはかる外部コーディネーターの役割が大きいことが面接調査で明らかとなった。
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