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2017 年度 研究成果報告書

混み合った環境下における拡散性の揺らぎと間欠的探索

研究課題

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研究課題/領域番号 15K17590
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 数学基礎・応用数学
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

宮口 智成  鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (10367071)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードブラウン運動 / 拡散性の揺らぎ / 混み合い
研究成果の概要

主要な結果は以下の 4 点である。(1) 一分子計測実験においてよく用いられる時間平均二乗変位 (TMSD) を, 2 階のテンソル量に拡張した。この TMSD テンソルの相関関数を用いて, 拡散性の「大きさ揺らぎ」と「方向揺らぎ」を同時検出する手法を提案した。(2) このテンソル時系列解析手法を, 4 つの高分子モデルに適用した。その結果, これらのモデルが互いに異なる拡散性揺らぎを示すことが分かった。(3) 拡散係数が 2 状態間で揺らぐランジュバン方程式の解析を行った。(4) 15 種類のブラウン粒子 (マクロ分子) から構成される粗視化細胞質モデルにおける拡散性の低減理論を構築した。

自由記述の分野

統計物理学

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公開日: 2019-03-29  

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