研究課題
若手研究(B)
電波望遠鏡がその能力を発揮するには、アンテナ鏡面の形状を測定・調整し、理想的に保つことが欠かせない。大型化・高周波化・広視野化を目指す次世代電波望遠鏡においては、鏡面形状測定法も重要な開発項目である。本研究では、新たに提案した焦点面位相差法の原理検証を目指し、小型電波望遠鏡を開発した。焦点面位相差法の原理の理論的な検討も並行して進めた。この検討の中で、基礎となるアンテナ理論において新しい洞察を得た。
電波天文学