研究課題
若手研究(B)
ハドロンのエキゾチックな構造のうち、ハドロン分子状態を識別するための量である複合性を研究した。複合性の理論的整備を行い、リップマン-シュウィンガー方程式の解である散乱振幅から束縛状態の波動関数を引き出す利点を明らかにした。また、Δ(1232)、N(1535)、N(1650)、a0(980)、f0(980)、Ξ(1690) など現実のハドロン分子状態候補に対して、実験量から複合性を評価した。
ハドロン原子核物理学