• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

新規層状BiS2超伝導体の単結晶を用いた輸送特性と電子状態の評価

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K17710
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 物性Ⅱ
研究機関東京理科大学

研究代表者

出村 郷志  東京理科大学, 理学部第一部物理学科, 助教 (90734939)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード超伝導 / BiS2系超伝導体 / 輸送特性評価 / STM測定 / 元素置換効果
研究成果の概要

2012年に発見された層状BiS2系超伝導体の超伝導機構解明のため、単結晶試料を用いた輸送特性評価及びSTM測定による電子状態観察を行った。その結果、CeO0.3F0.7BiS2やLaO0.5F0.5BiSe2単結晶の表面に現れる特殊な秩序構造の観測に成功した。これは、本物質の超伝導が何らかの秩序構造の近傍で発達することを示唆する。さらに、伝導層のBiの一部をPbに置換することにより、超伝導特性が向上することを発見した。これら発見は、BiS2系超伝導体の超伝導機構解明のための手がかりになると期待される。

自由記述の分野

物性物理学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi