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2016 年度 研究成果報告書

温和な条件下での水素分子活性化を目指した錯体触媒内包ナノ空間の創製

研究課題

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研究課題/領域番号 15K17836
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 無機化学
研究機関甲南大学

研究代表者

高嶋 洋平  甲南大学, フロンティアサイエンス学部, 助教 (40720652)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード多孔性金属錯体 / 不均一系触媒 / 水素
研究成果の概要

水素ガスを用いた水素化反応は一般に高圧条件下で行われるが、水素ガスは爆発性の性質を有していることから、低圧条件で行うことが安全面の観点からは望ましい。そこで本研究では、ガス吸着を得意とする多孔性金属錯体(MOF)と水素化反応の触媒となるロジウム錯体を複合化させることにより低圧条件下での水素化反応の開発を目指した。結果、得られた複合体を用いると、ロジウム錯体単体では反応が進行しない低圧水素条件においても良好に水素化反応が進行した。これにより、MOFが水素ガスの濃縮とそれに続く水素化反応に正の効果を与えていることが明らかとなった。

自由記述の分野

錯体化学

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公開日: 2018-03-22  

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