研究課題
若手研究(B)
層状ペロブスカイト酸ハロゲン化物の新規合成と物性評価を行った.高温高圧条件下でSr2MnO3FとSr2ZnO2Cl2を新規に合成することに成功した.さらに,申請者が過去に合成したSr2CoO3Fの圧力依存性を測定したところ,0から12万気圧の範囲内で高スピンから低スピンへ徐々にスピン状態が起きることを発見した.興味深いことに,スピン転移はCoO5からCoO5Fへと配位構造変換を伴うことを見出した.
無機物性化学