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2016 年度 研究成果報告書

室温分子磁石を目指したマルチラジカル配位子の開発と多核高スピン錯体の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 15K17841
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 機能物性化学
研究機関東京大学

研究代表者

岡澤 厚  東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (30568275)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード分子性磁性体 / 金属錯体 / 有機ラジカル / 交換相互作用 / 希土類イオン / 構造磁性相関 / マルチラジカルキレート
研究成果の概要

室温分子磁石開発の布石として、分子内に複数の有機ラジカル部位を持つ「マルチラジカルキレート配位子」の開発、および多核金属錯体の構築を行った。
(1)塩化銅(II), 臭化銅(II)との錯形成によって一次元鎖状錯体の構築に成功し、反強磁性的ではあるが、室温をはるかに凌駕する(1000 K程度の)ラジカル―遷移金属スピン間の磁気結合力を磁気測定および量子化学計算から明らかにした。
(2)希土類(III)塩との錯形成から新規二核錯体が得られ、マルチラジカルキレート分子内の二ヶ所の配位部位で、希土類イオンにも配位させることも可能であることを実証した。

自由記述の分野

化学

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公開日: 2018-03-22  

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