時間分解分光測定による光電変換界面上の吸着色素の新規評価手法の確立

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 15K17879
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 分析化学
• 研究機関: 東邦大学 (2016); 中央大学 (2015)
• 研究代表者: 桑原 彰太 東邦大学, 理学部, 講師 (10612658)
• 研究協力者: 片山 建二 ; 細川 亮 ; 西村 泰成 ; 山口 光稀
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 色素増感太陽電池 / 光電変換効率 / 界面 / ダイナミクス / 時間分解分光測定 / ラマン散乱

研究成果の概要

吸収及び屈折率の時間変化を追跡できる時間分解分光測定を用いることで、光電変換時の色素増感太陽電池の酸化チタン/色素/電解液界面で起きるダイナミクスが観察でき、色素の種類と吸着状態、電解液中のイオンの種類に依存した過渡吸収スペクトルのシフトと時間依存性を明らかにすることに成功した。また、金ナノ粒子を界面に塗布することにより、色素の構造に由来するラマン散乱スペクトルを高い信号強度で得ることに成功した。

自由記述の分野

物理化学