研究課題
若手研究(B)
土中の水分量を立体的に計測可能なセンサ技術,ならびに分解能や精度の向上手法,複素誘電率の周波数依存性に着目した土中イオン濃度の測定技術の研究を行った.透過波と土壌の影響を受けた反射波を干渉させる薄型プローブ技術を考案し,20~35%の水分量で2.3%以内の小さなばらつきで測定できた.高精度化や土中イオンの影響を検討するための測定を行い,およそ10GHz~25GHzの周波数帯において複素誘電率が肥料の影響を受けにくいことが分かった.
電子回路