研究課題
若手研究(B)
本研究はAFリレー伝送の通信路推定について研究を行った.これまでに,少ないパイロット信号で通信路推定を実現できるTFI法が提案されている.TFI法は2つの時間窓を平均化することで通信路推定を実現できるので,時間窓の長さを(最大遅延)×(ホップ数)とすることで,AFリレー伝送の通信路推定を実現した.しかし,TFI法はマルチホップ環境において推定精度が劣化する.それゆえ,複素信号を組み合わせた4時間窓の平均化を可能にするTFI法を提案し,マルチホップ環境においても推定精度の向上を実現した.
無線通信方式