本研究は3年間にわたり,802.11ax無線LANにおける高効率ユーザアクセス制御方式を実装した.特定的に802.11axで導入された新しい技術であるUL OFDMAに注目した.この機能により、極めてユーザー密度が高い環境において無線LANのユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。国内外の学会でこの機能の効率を最大化するための研究結果を発表し,802.11axの国際標準化に貢献することができた.そのなかで企業研究者と共同提案をした一件は802.11axによって採択をされた.将来の研究方向性として、キャリアセンシング技術を利用してULOFDMAのパケット衝突をより減らすことができる.
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