研究課題
若手研究(B)
本研究は、ウレタン塗膜防水において最も重要である、適切な膜厚を確保するための条件を、施工のしやすさも加味しながら提案することを目的としたものである。施工段階の様々な要因が膜厚と施工性に影響を及ぼすと考えられるが、本研究では防水材の粘度と施工具を取り上げ、屋上を想定し平場(平らな部分)は40通り、立上り(垂直な部分)は18通りの施工実験を行い、施工中に実施した官能検査より施工性が良く、且つ完成後に膜厚測定より適切な膜厚が確保できる粘度と施工具の組み合わせを示した。
建築材料