本研究では、廃電子部品からのレアメタル分離回収を目指し、放電破砕だけでなくリフレクターを用いた放電誘起衝撃波フォーカシング破砕を利用した超高効率革新的放電破砕法の確立のために、数値解析を用いて、衝撃波フォーカシング破砕を可能とし,放電破砕法の放電電極に装着可能な最適な小型リフレクター形状を解明した。本高効率放電破砕法の確立に必要な放電誘起水中爆発法でのレアメタル含有部品の単体分離のメカニズム、および、放電破砕法での放電回数の樹脂塊破砕の粒度分布への影響を解明した。そして、これら研究成果により、本高効率革放電破砕法の確立の可能性が得られた。
|