原発再稼働に必要なフィルタードベントの1つであるベンチュリスクラバの性能評価のため、スクラバ内を高速で運動する微小液滴の計測技術開発が求められている。本研究では、レーザー光を用いた光干渉縞方式による微粒子の計測法を確立し、微小液滴への適用可能性について検討した。 実験より、本方式では数百ナノメートルから数マイクロメートルの微粒子を個別で計測することができ、粒子数を計測できることが確認された。また得られた信号と粒径に相関関係があることが明らかになり、同時に粒径計測が可能であることも確認された。このような結果は微小液滴でも得ることができ、本方式で微小液滴計測が可能であることも確認された。
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