研究課題
若手研究(B)
サル大脳皮質V4野は視覚情報のうち、その物体が何であるかに関する情報を処理する経路の中段に位置する。V4野の神経細胞は折れ線、曲線、テクスチャなどの視覚特徴に対して選択的に応答強度を変化させる。皮質局所に存在するV4細胞の応答特性を明らかにするために生体内2光子カルシウムイメージングと符号化モデルによる応答解析法を組み合わせて用いる方法を確立した。この方法を用いると1時間程度の計測で100個以上の局所細胞の応答特性をそれぞれ明らかにすることができる。
システム神経科学