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2016 年度 研究成果報告書

腫瘍抑制因子Wwoxの中枢神経系構築過程における機能の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K18368
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関日本獣医生命科学大学

研究代表者

栃木 裕貴  日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 講師 (40571576)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード髄鞘形成不全 / オリゴデンドロサイト / Wwox / LDEラット
研究成果の概要

腫瘍抑制因子として知られるWwox遺伝子の中枢神経系構築過程における機能を明らかにすることを目的として、Wwox遺伝子に機能喪失変異をもち、特徴的な聴原性のてんかんを呈する LDEラットの脳病変の発生メカニズムを解析した。生後成長期のLDEラットの脳では成熟オリゴデンドロサイトの細胞数の減少を伴う著しい髄鞘の低形成が観察された。加えて、オリゴデンドロサイト前駆細胞の増加が観察されたことは、Wwoxがオリゴデンドロサイト系譜細胞の正常な分化に関与していることを強く示唆する。これらの新たな知見は、Wwoxの中枢神経系の構築過程における新たな機能を提示するものとなるだろう。

自由記述の分野

神経病理学

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公開日: 2018-03-22  

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