研究課題
若手研究(B)
乳癌は、遺伝子発現プロファイルにより5つのサブタイプに分類される。腫瘍増殖および悪性化を促進するために異なるサブタイプ間での協同作用が重要であるという「癌の不均一性モデル」が提唱されており、乳癌治療を困難にしている原因の一つであると考えられている。我々は、NFYAがEMT進行に伴い、スプライシングバリアントの発現パターンを変えることで、段階的に2つの機能を果たし、癌の不均一性の形成を促進していることを明らかにした。
腫瘍生物学