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2016 年度 研究成果報告書

エピゲノムのエビデンスに基づいたHDAC阻害剤によるがん治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K18441
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腫瘍治療学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

谷本 幸介  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教 (60611613)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードヒストン脱アセチル化酵素阻害剤 / ヒストンアセチル化
研究成果の概要

ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤(HDACI)の一つであるSAHA(Vorinostat) をヒト急性T細胞性白血病細胞株Jurkatに処理した際のH3アセチル化変化をChIP-seqにより解析し、SAHA処理によりアセチル化が亢進する遺伝子を明らかにした。SAHA処理による遺伝子発現量変化を解析したところ、4,784遺伝子がSAHA処理により発現上昇したが、このうちH3アセチル化も同時に検出されたのは329遺伝子(約7%)であった。HDACIの直接的な標的を探索する場合には発現量変化だけでなくアセチル化状態の変化も考慮する必要があると考えられる。

自由記述の分野

ゲノム科学

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公開日: 2018-03-22  

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