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2016 年度 研究成果報告書

骨格筋分化における新規ヒストンH3バリアントH3mm7の遺伝子選択機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K18457
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ゲノム生物学
研究機関九州大学

研究代表者

原田 哲仁  九州大学, 生体防御医学研究所, 助教 (60596823)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードヒストンバリアント / 骨格筋分化 / エピジェネティクス
研究成果の概要

骨格筋分化では、ヒストンH3.3が分化前から分化特異的遺伝子を“マーキング”することで分化後の選択的な遺伝子発現をもたらす。H3mm7は、骨格筋で発現が高かいことが明らかとなっているがその機能は不明である。そこで、本研究では、H3mm7の機能解析を行った。培養細胞を用いた解析から、H3mm7が遺伝子に取り込まれると転写規定レベルが変化することが明らかとなった。また、H3mm7を含むヌクレオソームの構造は、H3.3ヌクレオソームに比べ不安定であった。これらのことから、H3mm7はゲノム中に取り込まれることでヌクレオソームを不安定化し、遺伝子発現を促進していることが示唆された。

自由記述の分野

エピジェネティクス

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公開日: 2018-03-22  

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