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2016 年度 研究成果報告書

脱ユビキチン化酵素CYLDの特異的阻害剤の開発とケミカルプローブとしての応用

研究課題

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研究課題/領域番号 15K18468
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 システムゲノム科学
研究機関愛媛大学

研究代表者

高橋 宏隆  愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 講師 (70432804)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードCYLD / 脱ユビキチン化酵素 / NF-kBシグナル / 低分子阻害剤探索 / Subquinocin
研究成果の概要

NF-kB活性化経路において、様々な脱ユビキチン化酵素(DUB)が関与する。本研究ではDUBの一つであるCYLDの果たす役割を解明する目的で、CYLDの活性に特異的な低分子阻害剤の開発を目指した。
コムギ無細胞タンパク質合成系とAlphaScreenを組み合わせたハイスループットなユビキチン鎖切断アッセイを基盤に、9,600種類の低分子化合物から、阻害活性が強く、かつ細胞毒性が低い化合物を一種類見出した。この化合物は、培養細胞においてNF-kBシグナルを有意に阻害したが、CYLDノックアウト細胞では阻害が認められなかった。以上から、本研究においてCYLDを阻害する低分子化合物の同定に成功した。

自由記述の分野

ユビキチン化経路

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公開日: 2018-03-22  

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