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2017 年度 研究成果報告書

真正細菌の翻訳後アセチル化による翻訳制御機構の構成的な理解

研究課題

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研究課題/領域番号 15K18469
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 システムゲノム科学
研究機関東京理科大学

研究代表者

楳原 琢哉  東京理科大学, 基礎工学部生物工学科, 助教 (00415548)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード翻訳後修飾 / アセチル化 / アミノアシル-tRNA合成酵素 / 翻訳制御
研究成果の概要

本研究は真正細菌におけるリジンのアセチル化による翻訳制御を理解することを目的とした。大腸菌アラニル-tRNA合成酵素(AlaRS)の74番目のリジンのアセチル化は活性を大きく減弱させた。大腸菌の脱アセチル化酵素(CobB)はin vivoではこのアセチル化を除去できたが、in vitroではわずかであった。CobBがリボソームと相互作用するという報告に基づき、「AlaRS K74Acはリボソーム上で脱アセチル化される」という仮説を立てた。しかし、リボソームと相互作用しないCobB変異体の解析から仮説とは異なる結果が得られ、脱アセチル化に関わる新たな分子の存在が示唆された。

自由記述の分野

タンパク質翻訳

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公開日: 2019-03-29  

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