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NEAT1 lncRNAは、パラスペックルと呼ばれる核内構造体の形成に必須の役割を持つ。このNEAT1はRNA抽出に一般的に汎用されるAGPC試薬に溶解しにくいことを見出していた。私たちはこの性質を難溶性と名付けた。この難溶なRNAは熱処理により可溶化することを見出した。また、このNEAT1の性質には、NEAT1の中央領域の配列及びそこに結合するFUSなどのRNA結合タンパク質が特異的に寄与していることが明らかとなった。さらに、RNA-seqを用いて、網羅的に難溶性RNAを探索したところ、パラスペックルのように核内構造体を形成するRNAを複数同定することに成功した。
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