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2016 年度 研究成果報告書

MD-NSE法による新規タンパク質ダイナミクス解析法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K18515
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生物物理学
研究機関京都大学

研究代表者

井上 倫太郎  京都大学, 原子炉実験所, 准教授 (80563840)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード中性子散乱 / 蛋白質 / ダイナミクス
研究成果の概要

蛋白質のドメイン運動は蛋白質が有する固有の機能に深く関与していると知られていたが、精度良くその運動を探知し更に解析する手法が確立していなかった。そこで、申請者は中性子スピンエコー法 (NSE) とMDシミュレーションを組み合わせたMD-NSE法により蛋白質のドメイン運動の記述を試みた。NSE測定から得られた拡散定数のQ依存性 (D(Q))をMD シミュレーションのtrajectoryから計算されたD(Q)と比較すると回転拡散のみならず、ドメイン運動に由来する運動の組み合わせで記述できた。更に、ドメイン運動を詳細に解析すると主にドメインの開閉に対応した運動であることが分かった。

自由記述の分野

生物物理

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公開日: 2018-03-22  

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